🏦 Project Achievement — PMO

不動産管理会社向け
自動送金プラットフォーム
開発プロジェクト(PMO 支援)

メガバンク各行の API(NTT データ ANSER 基盤)を活用し、数万〜数十万件規模の家賃送金業務を 単一の Web UI から一括処理するプラットフォームを構築。 ElektroLibera LLC はプロジェクトマネジメント(PMO)を担い、GVE 株式会社による開発を支援しました。

📅
基礎検討:2024年 / キックオフ:2025年1月 / 初行接続完了:2025年末
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クライアント:不動産管理会社(非公表)
⚙️
開発:GVE 株式会社 / PMO 支援:ElektroLibera LLC
🗂️ ElektroLibera:PMO(プロジェクトマネジメント支援) 💻 GVE 株式会社:プラットフォーム設計・開発 🏢 クライアント:不動産管理会社(非公表)

背景と課題

不動産管理会社は、管理物件の入居企業から家賃を徴収するとともに、各物件のオーナー(大家)に対して 家賃を振り込む業務を担っています。しかし、銀行ごとに異なるインターネットバンキングの画面を操作しながら、 1行あたり数万〜数十万件にも及ぶ振込処理を行う現状は、オペレーション部門にとって大きな負担でした。

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銀行ごとに異なる UI

各メガバンクのインターネットバンキング画面はそれぞれ異なり、操作手順・画面構成が統一されていない。

📊

膨大な件数の振込処理

1行あたり数万〜数十万件に及ぶオーナーへの家賃振込。手作業処理は限界に達していた。

⚠️

エラー・後処理の煩雑さ

送金エラーの確認・再処理、入出金明細の照合といった後処理業務もオペレーターの大きな負担だった。

🔄

複数行の並行運用

複数のメガバンクとの並行送金作業は、スケジュール管理・確認業務を複雑化していた。

▼ 業務変革 Before / After

😓 導入前の業務

  • 銀行ごとのインターネットバンキング画面を個別操作
  • 数万〜数十万件の振込を手動で予約・確認
  • エラー発生時の個別対応・再処理
  • 入出金明細の手動照合
  • 複数行にまたがるスケジュール管理

✅ プラットフォーム導入後

  • 単一の Web UI から全銀行への送金を一括処理
  • 銀行 API 経由の大量送金を自動化
  • 送金エラー・結果・明細照会を統合管理画面で確認
  • 標準化された API 仕様による運用統一
  • 対象銀行の追加も設計上対応可能

システム構成図

GVE が構築した自動送金プラットフォームは、NTT データが運用する共通基盤 ANSER 経由で 各メガバンクの API に接続します。不動産管理会社は単一の Web UI から全銀行への送金を操作します。

▼ 自動送金プラットフォーム 全体構成
クライアント
🏢 不動産管理会社 オペレーター
✔ 統合 Web UI から送金依頼を一括登録
✔ 送金結果・エラー確認
✔ 入出金明細照会
REST API(HTTPS)
GVE プラットフォーム
🖥️ 統合 Web UI 単一画面から全銀行操作
⚙️ 自動送金プラットフォーム GVE 株式会社 開発・運用
✔ 送金依頼のキューイング・スケジューリング
✔ 銀行 API への送金リクエスト送信
✔ 送金エラー検知・リトライ制御
✔ 送金結果・入出金明細の取得・格納
銀行 API(各行ほぼ共通仕様)
NTT データ
🔗 ANSER(共通基盤) NTT データ 運用
メガバンク各行が ANSER を通じて提供する
API サービスへのゲートウェイ。
ほぼ共通の API 仕様で複数銀行に接続可能。
銀行勘定系への送金指示
メガバンク
🏦 メガバンク A 接続済(2025年末)
🏦 メガバンク B 接続済(2025年末)
🏦 メガバンク C 接続予定(残1行)
🏦 地方銀行 各行 将来対応予定
実線:接続済(2行)/ 破線:接続予定
各行の API 仕様は ANSER 経由でほぼ共通化
口座振込(家賃送金)
送金先
🏠 物件オーナー 家賃振込先(数万〜数十万件)
各物件の大家(オーナー)に対し、
銀行口座への家賃振込が自動で完了。
クライアント(不動産管理会社)
GVE プラットフォーム(送金エンジン)
ANSER(NTT データ 共通基盤)
メガバンク・地銀 API
物件オーナーへの家賃振込

プロジェクトにおける役割分担

本プロジェクトは GVE 株式会社の開発プロジェクトとして推進し、 ElektroLibera LLC がプロジェクトマネジメント(PMO)を担いました。

ElektroLibera LLC

🗂️ PMO(プロジェクトマネジメント支援)

  • 不動産管理会社とメガバンク間の要件整理・仕様調整
  • システム要件定義のファシリテーション
  • 開発〜テストに至るスケジュール管理
  • ステークホルダー間(顧客・開発・銀行)のコミュニケーション管理
  • 課題・リスク管理・進捗報告
GVE 株式会社

💻 プラットフォーム設計・開発

  • 自動送金プラットフォームの設計・開発
  • ANSER / 銀行 API との接続実装
  • Web UI(管理画面)の開発
  • 送金エラー制御・結果管理機能の実装
  • 入出金明細照会機能の構築

EL が担った PMO 業務の詳細

🤝

三者間の調整・仲介

不動産管理会社・GVE・メガバンクという異なる立場のステークホルダー間に立ち、認識の齟齬なく要件を統一。

📋

要件整理・仕様調整

送金件数・エラー処理・照会仕様など業務要件を整理し、銀行 API 仕様との整合を確認しながら設計要件に落とし込み。

📅

スケジュール管理

開発・テスト・銀行接続検証の各フェーズのスケジュールを策定・管理し、2025年末のメガバンク接続完了を実現。

⚠️

課題・リスク管理

銀行 API 仕様変更・テスト環境の調整など、プロジェクト固有のリスクを早期に特定し対応策を立案。

プラットフォームの主な機能

💸

大量送金の一括自動処理

1行あたり数万〜数十万件の家賃振込を、単一の Web UI から銀行 API 経由で一括送信。

🏦

複数銀行への統一 API 接続

ANSER 共通基盤を通じ、ほぼ共通の API 仕様で複数のメガバンクに接続。銀行追加も設計上対応可能。

⚠️

送金エラー検知・管理

送金エラーを自動検知し、原因・件数を管理画面で一覧確認。再処理ワークフローをサポート。

📊

送金結果・明細照会

送金の成否・処理状況をリアルタイムで確認。入出金明細の照会も統合管理画面から実施可能。

🔒

セキュアな銀行 API 連携

金融機関との API 通信に必要な認証・セキュリティ要件に準拠した実装。

🔄

拡張可能なアーキテクチャ

残るメガバンクや地方銀行の追加接続を想定した拡張設計。対応行の増加に柔軟に対応可能。

プロジェクト経緯

2024年
✅ 完了

🔍 基礎検討フェーズ

不動産管理会社の送金業務課題の整理、銀行 API(ANSER)の調査、システム化可能性の基礎検討を実施。プロジェクト立ち上げに向けた要件の素案を策定。

2025年1月
✅ 完了

🚀 プロジェクトキックオフ

GVE 株式会社をシステム開発担当として迎え、正式にプロジェクトを発足。EL が PMO として参画し、要件定義・スケジュール策定・ステークホルダー管理を開始。

  • プロジェクト体制・役割確定
  • 銀行 API 仕様の詳細確認・要件定義
  • 開発〜接続テストまでのマスタースケジュール策定
2025年末
✅ 完了

🏦 メガバンク 2行との接続完了

GVE プラットフォームの開発・テストを経て、メガバンク2行との API 接続を完了。不動産管理会社による本番送金処理の運用を開始。

  • ANSER 経由のメガバンク API 接続・本番稼働(2行)
  • 大量送金処理・エラー管理・明細照会機能の本番検証
  • オペレーション部門への業務引き渡し
今後の展開(予定)
📌 予定

🌐 対応銀行の拡張

残るメガバンク(1行)および地方銀行を含む接続先の拡張を予定。同一プラットフォームで対応行を順次追加していく計画です。なお、すでに2行のメガバンクとの本番接続を完了しています。

  • 残メガバンク(1行)との接続対応
  • 地方銀行への拡張検討・対応
  • 送金対象物件・件数規模のさらなる拡大

銀行接続拡張ロードマップ

2行
メガバンク(接続済)
2025年末 本番稼働
+1行
残メガバンク(予定)
接続対応予定
+α
地方銀行(検討中)
将来的な対応範囲拡大

技術・プラットフォーム

ANSER(NTT データ 銀行共通 API 基盤)
メガバンク REST API
Web UI(統合管理画面)
送金エラー制御・リトライ
入出金明細照会
PMO / スケジュール管理
金融 API 要件整理・仕様調整

金融 API 連携・業務自動化のご相談

銀行 API・金融プラットフォームを活用した業務自動化の要件整理から PMO・開発支援まで、お気軽にご相談ください。

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